月別アーカイブ: 2015年4月

企業が聞きたい自己紹介とは

自己分析で悩んでいる
就活支援活動で出会った学生のために
この記事を書きます。

 

・すれ違う。学生が伝える自己紹介

無遅刻無欠席で真面目が長所です!
学園祭でリーダーやりました!
バイトで売り方の工夫をしました!

自己紹介をしていただけますか?って
面接で聞いたときによく聞く回答です。

これらのネタ。本当、よく聞きます。
よく聞く=飽き飽き=選ばれない
典型ですから、注意してほしいと思います。

 

それに、これらの自己紹介は、
企業が求めている自己紹介とは異なっているんです。

 

・企業が知りたい自己紹介

採用担当者は、みなさんの自己紹介を聞きながら

頭の中で
「この学生は、どんなタイプかな?」
「どんな場面でチカラを発揮するかな?」
「どういう価値観を持っているのかな?」
と変換しているんです。
そう、グルグル回転している感じね。

 

で。
答えが出ればよいですが、
出なかったら・・・

 

スルーです。
よくわからない=選ばれない
なら、採用担当者が求めている自己紹介とは?

 

ズバリ。
仕事(キャリア)を選択する際に大切にしている価値観や欲求
を採用担当者は聞きたいのです。

 

これをキャリア・アンカーと言います。
(エドガー・シャイン氏が提唱した概念です)

 

採用担当者は
皆さんの仕事(キャリア)を選択する際に大切にしている価値観や欲求と、
自社の価値観とマッチしているか?
を確認したいんです。

 

ここまで、なんとなくよろしいですか?
 

・価値観8つのタイプ

採用担当者が聞きたいことがわかったら、
あとは伝えるだけです。

でも、
「その価値観を伝えるのが難しいんだよ!」
って言いたいですよね?
わかります。

エドガー・シャイン氏は、
わかりずらい価値観を8つのタイプに分けてくれたんです。
ありがたいですね(笑)

 

1.専門家
特定分野のエキスパート。専門技術や知識で食べて生きたい
2.総合
スケールの大きな仕事をしたい。組織を動かしたい
3.独自
自分のペースで仕事をしたい。人の力を借りず仕事を進めたい。自律的に動くと力を発揮する。
4.安定
リスクを負いたくない。確実な仕事をしたい。予測できない仕事はやりたくない。
5.創造
新しいことをしたい。創りたい。
6.献身
人の役に立ちたい。社会貢献したい。
7.挑戦
困難に立ち向かいたい。手ごわい相手に勝ちたい。退屈な毎日は御免。
8.均衝
仕事だけじゃなく生活全体のバランス重視

どうやら、人は仕事に対する価値観のタイプが
この8つに分かれるらしいです。

 

(詳しく知りたい方は、私も読んだキャリアアンカーをどうぞ)

さあ、あなたはどのタイプですか?

企業はこの価値観と、自社の価値観(=理念や行動規範)との整合性を図っているんですよ。
もし、ESに、この価値観を伝え、
それにまつわる体験談をチョイ載せし、
自社の大切にする価値観と合っていたら、
面接に呼ばれる可能性。アップ間違いなしでしょうね!

 

 

・考えても出てこないのが価値観

多くの就活生は、この知識を得た途端

自分ひとりで考え込みます。
(これは就活生に限ったことではなく、社会人も同じですが)

 

そこで、ドツボに嵌っていくんですよ。
自己分析地獄・・・

 

一番カンタンなのは、
いろんな人の価値観を聞くこと。

 

自分で搾り出さずとも
人の価値観を聞いて
「それ、わかる!」というのは、自身の価値観だし
「え?違うんじゃない?」というのは合わない価値観です。

 

ぜひ、お友達から
できれば、(いや、ぜひとも)
どんな機会でも構わないので、
社会人から、価値観の話を聞いてみてください。

 

もし、そんな機会はないよ!
という方がいらっしゃったら、
4月18日に
社会人と学生で、このことについて
語り合う会を行いますので、
お越しください。

 

無料ですし、大学で開催するので、安心です。(開催詳細は以下のリンクをクリックして確認ください。)

245名の学生が参加している、就活をテーマに千葉市内の大学で開催させていただいている無料ソーシャル・コミュニティ・イベント

他者と差別化するアイデア

他社との差別化と違いを見つける方法に関する良い記事から、
就活で成果を上げるための重要ポイントである
「自分を差別化」するアイデアをシェアしたい。

「もっと、よりよく」の追求には終わりがある
http://www.nikkeibp.co.jp/article/miraigaku/20140327/390044/

上記記事に、

競争の中で長期利益を獲得するためには、何が一番大事なのか。ひと言で言えば競合他社との「違い」を作ることです。

という一文があります。

これを、就活に置き換えると
競争の中で『内定』を獲得するために、一番大事なのは
ひと言で言えば競合『他者との違い』を作ることです。

腑に落ちる文章ですね。
これは、面接をしている人であれば、誰しもうなずく話だと思います。
だって選ばれない一番多いパターンは
『また、同じだ』という学生ですからね。

で、この記事では、

「違い」には程度の違い=OEと種類の違い=SPがある。
OEは、体重、身長、髪型などなんらかの尺度によって測れるもの。
SPは、性別、職業、趣味など、明確な指標がなく優劣をつけられないもの
とあります。

続けて、

戦略を構築する場合には、まず、SPのほうを明らかにすることが大事なんです。

そう。

就活で成果を上げるためには、
『明確な指標がなく優劣をつけられないもの』を明らかにすることが大事なんですね!!

そうですか。わかりましたよ。
でも、SPを明らかにするのって、どうやればいいの?

 

って言いたくなりますよね。
それについて、興味深い記事があります。

「何をしないか」を決めることが、他社との差別化につながる
http://www.nikkeibp.co.jp/article/miraigaku/20140327/390045/

ヤベッ。
タイトルを読めば、答えが分かってしまう!!
上記の記事では、
パソコンにおいて、わかりやすい事例が紹介されています。

戦略がパッとしない会社を見てみますと「製品がより軽い、より早い、アフターサービスの期間がより長い」という典型的なOEが前面に出てくる。
それに対して、
一時代を築いたDELLは、
「ほかの会社のように、組み立ての工程をアウトソーシングしない」ということ。

確かに、明確な指標がなく優劣をつけられないものですね。

まとめます。

「何をしないか」を示すことで
明確な指標がなく優劣をつけられないものを明らかにしよう!
そうすれば、他者と差別化ができ、
内定を獲得する上で優位になるのでは?
というアイデアです。

ちょっと難しいかな?
でも、このアイデアは、生涯使えるものだから、
いきなり上手くやらずとも
トライすることに価値がある気がします。